激痩せ「酢キャベツ」の作り方&効果効能について


この記事では、一躍話題となった「酢キャベツダイエット」についてご紹介します。作り方はもちろん、気になる効果効能や、食べやすいアレンジレシピをまとめてみました。どれくらいの期間で効果が出るの?痩せないのはなぜ?疑問にお答えします!

  • ダイエットに効果的な「酢キャベツ」って何?

今回はキャベツを酢に漬けた酢キャベツについてご紹介します。ダイエットに役立つ作用があるということなので、現在ダイエッターさんは必見ですよ。

「酢キャベツ」とは、その名の通りキャベツを酢に漬けたもの。キャベツの酢漬けというと、ドイツの「ザワークラウト」を連想する方が多いかと思いますが、それとはまた違うんです。ザワークラウトの酸味は乳酸菌などの発酵によって起こるもので、実は酢は一切加えられていません。

  • おいしい?まずい?酢キャベツの味について

酢キャベツダイエットをするにあたって、気になるのはその味わいですよね。いくら痩せるからといって、酢キャベツそのものがまずくては長続きはむずかしいでしょう。

酢キャベツはキャベツを酢にしっかりと漬け込むので、やはり強い酸味が特徴的。酸っぱいのが苦手な方は、酸味がまろやかな米酢や、やさしい甘みのあるリンゴ酢で作ってみるのがおすすめかもしれません。

酢キャベツがダイエットに良い理由

ここからは、キャベツと酢の効能をそれぞれまとめてみました。酢キャベツがダイエットにぴったりな理由は、一体どこにあるのでしょう。

  • キャベツの効果効能
Green cabbage vegetables isolated on white background

  • 便秘対策

キャベツには、100gあたり1.8gの食物繊維が含まれています。特に不溶性食物繊維が多く、水分を含んで膨張することにより、便のかさを増やしたり、腸を刺激して便を押し出すよう促す働きがあります。ダイエットにおいてはごはん前にキャベツを食べるといいとされています。

  • 肌の健康をサポートしてくれる

キャベツには100gあたり41mgのビタミンCが含まれています。

ビタミンCはメラニンの生成を抑え、日焼けを防いでくれる作用があります。また、キャベツに含まれる食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整え便秘による肌荒れを防ぎます。

  • むくみ対策

キャベツには100gあたり、200mgのカリウムが含まれています。

カリウムは細胞内の水分のバランスを調節する働きがあり、塩分(ナトリウム)を摂りすぎると体の外に排出を促してくれるため、むくみを防ぎます。

お酢の効能

  • 血糖値の上昇を緩やかに

酢には、食べ物を胃から小腸に送る時間を遅らせるという作用があり、吸収が遅くなることで血糖値の上昇を緩やかにできます。

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を表した数値ですが、血糖値が上昇するとインスリンという成分が分泌され、エネルギーとして消費されなかった糖が溜め込まれてしまいます。ダイエットをするには血糖値の上昇を緩やかにする必要があります。

  • 内臓脂肪の燃焼促進

酢には、内臓脂肪を燃焼させる作用が期待できます。それには、突発的に酢を摂取するのではなく、毎日継続して摂ることが大切。また、中性脂肪を下げる作用も期待できるのでダイエット中の方には嬉しい作用ですね。

簡単すキャベツの作り方

1. キャベツ1/2玉(450g)を千切りにします。

2. 切ったキャベツをポリ袋に入れ、塩小さじ2杯をまぶして揉み込みます。

3. 2にお酢を200cc加え、冷蔵庫で半日からひと晩ほど漬け込んだら完成。

酢キャベツのカロリーは、1人分(100g)で32kcalです。

  • 味付けのアレンジも

酸味のある酢キャベツですが、ずっとそればかりを食べていると飽きてしまいそう。という方は、味付けを変えてみましょう。塩の代わりに塩昆布を加えると、昆布の旨みがきいて食べやすくなります。また、上記の材料はそのままに鷹の爪を刻んで加えると、ピリッと刺激のある仕上がりになりますよ。いろんなアレンジがあるので試してみてください。

  • 漬けてすぐ食べるのもアリ

本来は漬け込んで作る酢キャベツですが、「作っておくのを忘れてしまった……!」という場合は、ポリ袋に材料を入れて揉み込むだけでもOK。キャベツに揉み込む酢の量は減ってしまいますが、ある程度は同じような作用が得られます。

  • 保存方法と日持ちについて

酢キャベツは完成したら密閉袋に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。1〜2週間ほどは保存がきくので、休みの日にまとめて作っておいて、毎日食べるのがいいですね。できるだけ数日で食べ切れる量で作ることをおすすめいたします。

酢キャベツの効果的な食べ方


酢キャベツダイエットをする際は、酢に漬け込んだキャベツを食事の前に食べることがおすすめ。米飯の前に野菜を食べることで、食後の血糖値の上昇を抑えられます。また、食物を胃から小腸に送る時間を遅らせる酢の作用により、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。これは同じ食事量で空腹時間を減らすのに役立ちます。

酢キャベツダイエットはどれくらいで効果が現れる?

ダイエットをするうえで気になるのは、やはりどのくらい続けると良いかですよね。酢キャベツダイエットをして「痩せた!」とあげている人の口コミを見てみると、見た目にも成果が見えるようになるのに2〜3週間ほどかかっている様子。早い人だと、5日ほどで実感している場合もあるようです。

しかしながら、こればっかりはその人の体質やダイエット中の食生活、元の体重などによって大きく変わってくるので、あくまで目安として考えてくださいね。無理ない程度に始めることを強くおすすめいたします。

痩せないのはなぜ?ダイエット中に注意したいこと

痩せる人と痩せない人の違いは、一体どこにあるのでしょうか?あくまで可能性の話ですが、原因を挙げてみたので参考までにどうぞ。

「ちゃんと酢キャベツを毎食食べているのに、全然痩せない!」そのような声も、あるようです。

  • そもそも酢キャベツを食べすぎているかも

キャベツに含まれている不溶性食物繊維には、便のかさを増す働きがありますが、摂りすぎると、便の水分を吸収し硬くなるおそれがあります。

ダイエットに良いとされている酢キャベツでも、食べ過ぎるのは逆効果。酢は強い酸性なので、過剰摂取は胃を荒らすことにつながってしまいます。適切な量で続けることが健康的に痩せる鍵となります。

  • まだ効果が出ていない可能性も

平均2〜3週間ほどで成果が現れると書きましたが、あくまで目安の数字。3週間以降も、根気強く続けていれば見た目に現れてくるかもしれません。あまり期間にこだわらず、自分のペースで続けてみましょう。それぞれの体質や生活習慣によって結果が現れるまで個人差があるようです。

サラダでおいしく♪ 酢キャベツのアレンジレシピ3選

  • コールスロー

キャベツを使ったサラダの定番といえば、コールスローですよね。こちらのレシピでは、酢キャベツを使ってコールスローを作ります。見た目も華やかで酸味もマイルドになるので、おすすめです。

  •  酢キャベツのなめたけ和え

酢キャベツをなめたけと合わせているレシピです。めんつゆまたは白だしをすこし加えることで、やさしい旨みが感じられますよ。ちょっと味わいを変えたいときに、和風で優しい味わいでおすすめです。

  • 中華サラダ

ごま油やラー油で、グッと中華風に仕上がったサラダのレシピです。ごま油の風味で、酸味がまろやかになりますよ。一緒に入れるきゅうりやハムは、キャベツの形に合わせてカットすると、見た目もきれいに仕上がります。色合いがいいと食欲も増します。


酢キャベツダイエットに挑戦してみて!

誰でも簡単に試せる「酢キャベツダイエット」についてのご紹介でした。むずかしい調理は一切必要ないので、めんどくさがりな方もチャレンジしやすいのではないでしょうか。酢の酸味を和らげるようなアイデアを試しながら、ぜひ続けてみてくださいね。


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